2016-04-25

京急で品川から金沢文庫まで快適に通勤するためのまとめ

京急

前回は朝の上りをまとめました


記事をPublishしてから、
多方面から予想以上の反響を頂きました。

調子に乗って、今回は第2弾。
夜の下り方面の列車をまとめます。

目的と条件の定義


「着席して品川から金沢文庫まで行くこと」
今回の目的とさせていただきます。

目的を言い換えれば、品川始発の列車に
いかに座れるかという目的にも捉えることができ、
金沢文庫が下車駅の方でなくても当てはまる
部分は多いかと思います。

ただ、後で説明しますが金沢八景以南が
下車駅の方は有効なメソッドではない可能性が
有りますので、ご注意いただきたいです。

次に詳しい条件を設定します。

  • 京急で品川から金沢文庫まで乗る
  • 夜の帰宅時間帯(品川発が7:00PM〜10:00PM)
  • 増結車両・始発車両に整列して乗車(着席)する

10:00PM以降に電車に乗るような
社畜の皆さんやパーリーピーポーな方は
今回のターゲットから外させて頂きます。

列車の選択


京急の特徴でもあるが、種別が多い。
特にこの時間帯は、

  • ウィング号
  • 快特
  • 特急
  • エアポート急行
  • 普通

が運行されています。
まず消去法的に種別を限定していきます。

検討対象外の種別

まず普通列車は除外します。

品川から金沢文庫まで普通列車で
帰ろうだなんて思う人はそういないはず。
いたとしても800形を愛してやまない
京急原理主義者の一部に限定されると思います。

仮に普通列車で品川から金沢文庫まで
乗ったとすると約1時間30分かかります。
念のため。

また、エアポート急行も除外です。
品川から下り方面に向かうエアポート急行は
川崎以南には向かいません。
ほぼほぼ京急蒲田から空港線に向かうので、
ターゲットから外します。

さらに、特急列車も除外します。
平日の夕方以降、品川駅を発車する特急列車は
品川始発のものはなく、また品川での増結も
行われません。

都営浅草線から乗ってくる乗客で
溢れているので、今回のターゲットから外します。

ウィング号 or 快特

種別が2択に絞られました。
まずウィング号から。

京急ウィング号

品川駅3番線ホームから出発する始発列車。
説明は不要かと思いますが、WingTicketを
購入して乗車するタイプの列車で、
着席が保証されています。

Wing Ticketに関しては、先日まとめました。
説明は省略します。

ウィング号は前回も説明しましたが、
品川を発車すると上大岡までノンストップで運行し、
その後は快特停車駅に停車します。

ただし、ノンストップだからといって速いわけではなく、
同じ時間帯に運行している快特と、品川⇔金沢文庫の
所要時間はあまり変わりません。

ウィング号のメリットはやはり確実に着席できることで、
特に1〜2号、10〜11号を除けばそこまで混雑はしません。
通常運用される2100形は2・2列のシートになっていますが、
2列に1人づつ座れて、たまに2人座ってる箇所がある
くらいの印象です。

300円を毎日支払える財力のある人にはおすすめですし、
体力の限界を感じた時や、早めに飲み会を抜けてきたが、
もう家に帰るのがだるい人がたまに利用するには便利です。

1号 2号 3号 4号 5号 6号
品川発 18:45 19:05 19:25 19:45 20:05 20:25
文庫着 19:28 19:48 20:08 20:24 20:44 21:03
所要時間 43分 43分 43分 39分 39分 38分
7号 8号 9号 10号 11号
品川発 20:45 21:05 21:25 21:45 22:05
文庫着 21:22 21:42 22:02 22:22 22:44
所要時間 37分 37分 37分 37分 37分

奥が深い快特


2種類の快特

さて、庶民の私は毎日ウィング号に乗るわけには
いかないので、現実解として快特に乗ることになる。
この時間帯の快特は2種類に分類ができます。

  • 品川始発の快特
  • 都営浅草線から直通運転を行っている快特

ここで敢えて分類しているのは理由があって、
品川駅でこれらの快特に乗車する際は、
整列する列が異なるということ。

具体的には「品川(泉岳寺)始発の快特」を待つ列と、
「その他の快特と、特急・エアポート急行」
待つ列が分かれている。
整列乗車に慣れている民度の高い京急ユーザーであれば、
特に問題はないと思うが、決して横入りしないように
注意が必要です。

「なるほど、じゃあ品川始発の列に並べば良いのか」

と結論付けたくなるが、実は今回のまとめの結論とは異なる。

品川始発の快特

とはいえ、この列車に並んで整列できれば問題ない。
12両編成で、通常各車両3つドアです。
うち、後ろ4両は金沢文庫止まりであるから、
後ろ4両のほうが空いている可能性が高い。
品川⇒金沢文庫の乗車であれば後ろ4両をおすすめ。

都営線からの快特

品川始発の快特もいいんですが、
意外と乗客が早めに来て並んでるんですよね。

そこでおすすめしたいのが、都営線から来る快特。
8両編成で品川駅に到着して、後ろに空の4両を増結します。
この増結車両も金沢文庫止まりなので混雑しません。

それだけなら、品川始発の快特と変わらないんですが、
おすすめできる理由は並ぶ列にあります。

パット見、都営線からの快特に乗るための列も、
始発の快特の列と同じくらいの人数が並んでますが、
先ほど述べたように、都営線からの快特に乗るための列は、
特急に乗るための列とエアポート急行の列と共用です。
よって、見た目ほど快特を待っている人はすくなく、
意外と穴場だったりします。
この列の作り方は仕様バグな気もするけど。

というわけでサマリ


まとめると、

  • 金があるならウィング号乗っておけ
  • 快特の後ろ4両に乗るべし
  • 都営線からの快特に増結される車両は穴場

こういうことになります。
快特の始発・増結の時刻表はこんな感じになります。

行き先 品川発 金沢文庫着 所要時間 備考
京急久里浜 19:15 19:58 43分 品川始発・12両編成
三崎口 19:29 20:15 44分 都営線直通・4両増結
京急久里浜 19:38 20:18 40分 品川始発・12両編成
京急久里浜 19:49 20:27 38分 都営線直通・4両増結
三崎口 19:58 20:35 37分 品川始発・12両編成
京急久里浜 20:09 20:46 37分 都営線直通・4両増結
三崎口 20:17 20:55 38分 品川始発・12両編成
京急久里浜 20:28 21:06 34分 都営線直通・4両増結
三崎口 20:35 21:14 39分 品川始発・12両編成
京急久里浜 20:47 21:25 38分 都営線直通・増結なし
三崎口 20:55 21:34 39分 品川始発・12両編成
京急久里浜 21:07 21:44 37分 都営線直通・増結なし
三崎口 21:16 21:54 38分 品川始発・12両編成
京急久里浜 21:27 22:04 37分 都営線直通・増結なし
三崎口 21:36 22:14 38分 品川始発・12両編成
京急久里浜 21:47 22:25 38分 都営線直通・増結なし
三崎口 21:57 22:35 38分 品川始発・12両編成

20:47、21:07、21:27、21:47の快特は、
都営浅草線直通ですが、増結は行われません。
注意が必要です。

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