2016-04-26

Google Developers Summit Tokyo 2016に行ってきた話

Google Developers Summit Tokyo 2016

行ってきました、GDSTokyo。


予め言っておくと、Qiita様などでは扱われないようなどうでもいい話をメインにお伝えしていきます。Devな話はQiita様、正確な情報はGoogle様のページをご覧頂きたく。

Google Developers Summit Tokyo 2016

Google Developers Summit Tokyo 2016

会場となったのはコクヨ様のホール。品川駅港南口にあってアクセスは非常に良いです。コクヨ様の裏側にはソニー様が。こんにちは。

Google Developers Summit Tokyo 2016

そこそこ大きめなホールでした。受付開始が13:00、公演開始が13:30ということもあって、13:05くらいに行ったんですが、すでにほぼ満員でした。Android Nへの関心の高さ(?)が見て取れます。

大体見た感じ、女性は1-2割程度。見渡す限りスーツをお召になった方は居ませんでした。もちろん、りんごのマークのラップトップだらけでした。

Google Developers Summit Tokyo 2016

Marshmallowなステッカーとクリスタルガイザーを頂きました。ありがとうございました。会場は暑くもなく、寒くもなく。クリスタルガイザーを飲み過ぎて途中から尿意が激しくなってしまい後悔だけが強く印象に残っています。

印象に残ったこと


基本的にはAndroidの公式ページにある内容がほとんどだったので、復習のような印象でs・・・

と思ってましたが、そんなことはありませんでした。

マルチウィンドウの話

これは結構鬼門かもしれない。
画面上に複数のアプリが表示されるので、表示されているがアクティブでないという状態が存在することになる。つまりonPause()まで呼ばれるけど、画面としては表示されている状態だから描画の停止(例えば動画再生アプリだったら、動画再生の停止)は行わないでねとのこと。なのでonStop()が呼ばれてから描画などの停止をしてねとのことだったが、ここで会場がざわつく。

「ロック画面に行ったらどうなるのか?」

ロック画面が表示されると、直前に動いていたアプリはonStop()までは行かず、onPause()止まりとなる。が、上のセオリーからするとonPause()では描画を止めないとすると、ロック画面になったのに音が出っぱなしなどの状態に陥ってしまう・・・。

たしかにマルチウィンドウは画期的な機能で、UXを向上させるツールの一つになると思うが、Activityのライフサイクルの面ではまだまだ課題が山積している様子だった。早めに他の既存機能との整合性を確立してほしい。

RuntimePermissionの話

Android Nのネタではないが、MからRuntimePermissionの実装が必須となっている。表向きは。

実際、ファシリテーターの人が会場に来ているデベロッパーの人に挙手でアンケートをとって、本当にRuntimePermissionの対応を入れているか聞くシーンがあった。なんとなく予想はついていたが、意外と未対応のアプリ(開発者)が多かった。まぁ、実際はそんなもんなんだろうなと思った。

結局、いくらAndroid側がベストプラクティスという形であるべきの実装方法を示しても、結局納期だったりスケジュールだったり工数だったり偉い人の判断だったり、もろもろがアレでアレなので、とどのつまりがアレなこともあるんだなと思った。アレですね。

デベロッパーとの対話路線

言い方が非常に乱暴だけど、意外とAndroid側もデベロッパーの意見を聞く気があるんだなと思った。Preview版をリリースしている背景として、実戦で戦っているデベロッパーの声を吸い上げたいという意図があるらしく、なにかバグがあったらIssuesにあげてくれということをしきりに言っていた印象がある。

また、バグでなくてもユースケース次第では破綻する実装もあるかもしれないので、そのような場合も報告を上げてほしいとのことだった。

いやぁ、わからんでもないけどね。今までの感じだとIssuesに登録しても「これが仕様だ」とか言われて跳ね返されたり、「わかった、FutureReleaseで対応するよ」と言われて未だに直ってないケースがたくさんある(少なくとも僕が指摘したIssueは)。もうちょっと真面目に対応してほしいなぁと思う今日この頃。

また参加したいです


とはいえ、ナマでいろいろな著名人に会えるのはちょっと新鮮。直接質問もできるし素晴らしい機会だった。今度は予め、たくさん質問を用意してから参加したい。たくさんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿