2016-12-02

放置していたロードをパパチャリ化する話(チャイルドシート走行編)

駆け抜ける歓び(違
Avenir Snug Child Seat
前回まで。
+ 放置していたロードをパパチャリ化する話(ペダル編)
+ 放置していたロードをパパチャリ化する話(チャイルドシート購入編)
+ 放置していたロードをパパチャリ化する話(チャイルドシート装着編)

いざ走行!+インプレ!


Trek Madone 2.1にAvenir Snug Child Seatも取り付け完了、娘のヘルメットも寒さ対策もOK。娘をチャイルドシートに載せてみます。
Avenir Snug Child Seat

娘の乗り降り

本来であればロードバイクにスタンドを付けるべきところでしたが、ロードバイクのチェーンステーの形状が特殊ということもあり、スタンドが取り付けられませんでした。したがって娘の乗り降りは、周りに車や歩行者が居ないような平坦な場所に、自転車を壁に立てかけながら行いました。そもそも、ロードのような自重が軽いものに、高い位置に重たい子供を載せると、かなりバランスが悪くなります。スタンドを取り付けたところで、不安定であることには変わりないので、注意が必要です。

自分の乗り降り

娘をチャイルドシートに乗せたあと、自分も自転車に乗り込むわけですが。チャイルドシートがサドル後方に取り付けられているため、自転車をまたぐ際に注意が必要。いつも通り足をサドルの後ろ側から回すと、娘をタイキックしてしまうので、娘にぶつからないように足を曲げてまたぐ必要があります。体が硬い私にはかなり厳しかったです(笑)

乗ってみた感じ

動き始めは確実に遅くなった。もちろん自転車の重量+自分の体重に加えて、娘の体重が加わったので致し方ない。一度スピートに乗ってしまえば、乗り味は普通のロードバイクとあまり大差はない。もちろん、急加速を行おうとすると、ちょっと重たいなと感じる。
そして、一番印象的だったのが、チャイルド(のアーム)の剛性感。アームがしなることでチャイルドシート本体に路面からのショックを伝えない機構になっているものの、言い換えればチャイルドシートに自由度があり、シート部分は上下方向だけでなく左右方向にもしなる。たとえば、低速時にハンドルをクイックに切ると、リアのチャイルドシートがハンドルを切った方向とは逆にしなって、完全にロールした感じになる。何も載せていないロードバイクの剛性感に慣れてしまうと、これがなんとも違和感でしかない。とりあえず、ハンドルをクイックに切るようなことは避けるしかない。
もちろんダンシングもできない。坂道でも走り出しでも、ただひたすらにケイデンス高めで対応。仕方がないですね。とにかく、自転車自体を左右に倒して乗るのは難しい。

ペダル

びっくりするくらい剛性感がなかった。母指球あたりの剛性感は強いものの、外側を強めに踏むとフニャってなってしまう。割りとペダルの外側も、バランスをとるときに踏んだりするので少し残念。やっぱり折りたたみのペダルは微妙ですね。
その後、課長さんから、使っていないペダルを頂きました!ありがとうございます!
ペダル

娘の様子

これが、終始ご機嫌がよろしかったようで。車とは違って風を切って走ることと、視界が開けているのがお気に入りだったようで。チャイルドシートから鳥が見えると「ぽっぽ!」と叫んだり、海が見えると「ととっ!」、京急が見えると「けっきゅ!」といった感じで、私の背中が賑やかだった。

注目の的

ロードバイク+チャイルドシートという組み合わせが珍しいのか、走行時に通行人や車から視線を感じる。ただ、子供が乗っているからか、手を振ってくれたり、優しく接してくれます。また、自転車を停めておいてもジロジロ見られます(笑)

課題も見えてきた


Avenir Snug Child Seat

荷物をどうするか問題

いつも娘のオムツとか、そのあたりの七つ道具は、娘用のリュックサックに詰めて娘に背負わせているのだが。チャイルドシートに座らせると、そのリュックサックは背負えないので、どうにかする必要がある。かと言って、私が背負っている荷物を大きくしてしまうと、娘に当たってしまったりするので厳しい。荷物は最小化するなり、チャイルドシートの後ろに娘のリュックをぶら下げるなりする必要がありそう。

23Cじゃ細すぎるんじゃないか問題

23Cでも走れなくはないのですが、リム打ちによるパンクを防ぐため、とくに荷重がかかるリアは空気圧を高めに入れています。ただ、ちょっと乗り心地が悪くなってしまうのが欠点。デフォルトでついていたBONTRAGER印のタイヤもかなり固めということもあり、ちょっと交換したい。できれば25Cにして、エアボリュームを稼ぎたい。

Chain Reaction Cycles

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